台湾のレシート(井上)
台湾のレシートは皆んなキチンと持って帰ります。
何故かって?それはレシートに宝くじ(発票というそうです)がついてるからです。
元々は政府が脱税対策として編み出したアイデアだと聞きました、レシート破棄して売上誤魔化すヤツですね。今、本業でやってる仕事でもこの辺りの仕組みに関わるのですが、結構めんどくさい。
例えば企業向けのレシートは宝くじつかない(ついたらおかしいです)とか、この宝くじは二ヶ月に一回抽選があるのですが、返品の時の取り扱いとか、レシートへの印刷だけの話ではなくシステム的には結構大変なことをやってる、それを全然企業にやらせてる政府の統制力はすごいと思います。
買い物する側はレシートの管理が面倒なので、そこも電子化が進んでいます。
レジでスマホアプリのバーコードを提示すると自動的にアプリに発票が格納されますし、紙で貰った発票も後からスマホアプリで読み込めます。
ちなみに大当たりは日本円で数千万円、使った金額には関係ないとのこと。レシートを細切れにして大量の発票を手に入れようとして捕まった奴がいるとかいないとか。今はシステムで大量発行できないようにガードがかかってるようです。